心のデトックス！おもっきり泣ける邦画20選　2025完全版！

日々の生活に追われ、ストレスが溜まっている皆さん。時には心を解放する時間が必要ですよね。
そんな時におすすめなのが、感動的な邦画を観ておもっきり泣くこと。涙を流すことで心が軽くなり、ストレスも発散できると言われています。
今回は、特におすすめの「おもっきり泣ける映画20選」をご紹介します。
あなたの心を癒す映画と共に、涙活を楽しみましょう。

おもっきり泣ける映画を観ることで、ストレスを発散し、心のデトックスを図りましょう。
涙を流すことで、心に溜まった思いを解放し、スッキリした気持ちで新たな一歩を踏み出せるはずです。
おうち時間を利用して、ぜひこの20選の邦画を観て、涙活を楽しんでください。あなたの心に響く作品がきっと見つかるはずです。

永遠の0（2013年）

「家族、友人、大切な人を想う気持ち」が、涙腺を崩壊させる。
百田尚樹によるベストセラーを原作とし、VFXを駆使した迫力ある空戦シーンと、戦時下に生きた人々の切なくも温かい人間ドラマが融合した感動作。
主人公の青年・佐伯健太郎（三浦春馬）が、太平洋戦争で特攻により命を落とした祖父・宮部久蔵（岡田准一）の軌跡をたどり、その**”臆病者”**とまで呼ばれた人物像の真実に迫っていく物語です。
「生きて帰る」ことに執着し、誰よりも生きることを望んだ男が、なぜ特攻を選ばなければならなかったのか。彼の過去を知る人々や、久蔵の妻・松乃（井上真央）の視点から描かれる回想シーンは、家族への深い愛情と、戦争の非情さを痛烈に描き出します。

命の尊さ、家族愛、そして戦争の影に隠された真実を知ったとき、あなたはきっと涙なしにはいられないでしょう。

湯を沸かすほどの熱い愛　(2016年)

末期がんを宣告された母・双葉（宮沢りえ）が、残りの人生で「絶対にやるべきこと」を一つひとつ実行していく、感動の家族ドラマです。
失踪した夫を連れ戻し、家業の銭湯を再開させる。そして、家族にも言えない双葉だけの秘密。
豪快で熱いお母ちゃんの行動は、離散していた幸野家を再び集結させ、彼らが抱えるすべての秘密を解き明かします。血縁を超えた究極の家族の形を描き、緻密な伏線が回収されるラストは、観客の涙腺を崩壊させ、生きる力を与えてくれるでしょう。
死にゆく母の熱すぎる愛が、想像もつかない奇跡と感動を生み出す物語です。

ディア・ファミリー　(2024年)

「娘の命を救いたい」という一心で、知識も経験もない町工場の経営者・宣政（大泉洋）が、人工心臓の開発に挑む実話に基づいた物語です。
心臓病で余命10年を宣告された愛する娘のため、医学の常識や医療界の壁にぶつかりながらも、家族一丸となって奇跡を起こそうとします。
父の究極の愛と情熱が、後に世界中の命を救う医療器具へと繋がっていく、感動と勇気に満ちた物語です。

そしてバトンは渡された（2021年）

これは、血のつながりがない人々の間で「愛」という名のバトンが受け継がれ、家族が形作られていく感動と驚きに満ちた物語です。
主人公の女子高生・優子（永野芽郁）は、四度の親の離婚と再婚を経験し、名字が次々と変わってきました。今は、優柔不断で頼りない義理の父・森宮さん（田中圭）と暮らしています。
物語は、優子の現在の生活と、自由奔放でチャーミングなシングルマザー・梨花（石原さとみ）の過去が交互に描かれ、一見バラバラに見える二つの家族の物語が、やがて驚きの真実へと繋がります。
次々と優子の前から姿を消した母親たち。その行動の裏に隠された、娘への究極の愛情と秘密が明らかになる瞬間、あなたは涙せずにはいられません。
血のつながりを超え、優しさと愛情によって築かれる、新しい家族の温かさと強さを教えてくれる感動作です。

君の膵臓を食べたい（2017年)

人に興味を持たず、いつも一人でいる内向的な高校生「僕」（北村匠海）と、膵臓の病で余命いくばくもないことを隠して明るく振る舞うクラスの人気者・山内桜良（浜辺美波）。
正反対の二人は、僕が桜良の秘密を知ったことから、残された時間を共に過ごすようになります。互いに惹かれ合いながらも、桜良の命の期限は刻一刻と迫ります。
タイトルの衝撃的な言葉の裏に込められたのは、「誰かの心の中で生き続けたい」という桜良の切なくも強い願い。過去と現在が交錯しながら描かれる二人の軌跡と、誰も予想しなかった衝撃のラストは、涙腺を緩ませるとともに、「生きること」の尊さを深く教えてくれる作品です。

世界の中心で愛を叫ぶ（2004年)

2004年に一大ブームを巻き起こした純愛映画の金字塔。
主人公・朔太郎（大沢たかお）は、婚約者の失踪を追って故郷へ。そこで、高校時代に愛した少女・亜紀（長澤まさみ）との、甘くも切ない初恋の記憶と再会します。
高校生の頃、「サク」（森山未來）と亜紀が育んだ瑞々しい恋は、亜紀の病によって突然終わりを迎えます。迫りくる死の影の中でも、お互いを求め合う二人のひたむきな愛と、その後の深い喪失感が、胸を締め付けます。
森山未來さん、長澤まさみさんの熱演が光る本作は、青春の輝きと、愛する人を失うことの悲しみを美しく描き出しています。純粋な愛の物語に心を震わせたい方におすすめの感動作です。

8年越しの花嫁 奇跡の実話（2017年)

結婚式直前、麻衣（土屋太鳳）は難病で意識不明に。夫となる尚志（佐藤健）は、医師に告げられた厳しい現実にも負けず、「絶対諦めない」と8年間、毎日病院に通い続けます。
長い昏睡から目覚めた麻衣を待っていたのは、記憶障害というさらなる試練でした。
これは、絶望の淵から愛の力で奇跡を起こした、実話に基づく感動のラブストーリーです。尚志の献身的な愛と、困難に立ち向かう二人の強さが、観る者すべての胸を打ちます。
「愛は奇跡を起こす」その真実を体感できる作品です。

そして父になる（2013年)

エリート建築家・良多（福山雅治）は、妻と愛息・慶多との満ち足りた日々を送っていました。しかし、ある日、病院からの連絡で、6年間育てた慶多が、出産時に取り違えられた他人の子だと判明します。
血の繋がった実の息子は、対照的に大らかな庶民派の斎藤家で育っていました。
良多は、我が子の幸せのため、実の子と慶多を「交換」すべきかという究極の選択を迫られます。
成功や世間体で物事を測りがちだった良多は、この過酷な試練を通じて、「父性」とは何か、家族の絆とは何かという根源的な問いと向き合います。
是枝裕和監督が、日常の中に潜む人間の葛藤を繊細に描き出した本作は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。血縁を超えた真実の家族愛が、あなたの心に深く響く感動のヒューマンドラマです。

八日目の蝉（2011年）

通常7日で命を終える蝉が、もし8日目を生きることができたら――。それは、許されない逃亡の先に見つけた、偽りでも真実だった愛の形かもしれません。
本作は、不倫相手の赤ん坊を誘拐し、4年間逃亡生活を送った希和子（永作博美）と、その誘拐犯に育てられた過去を持つ恵理菜（井上真央）の二つの視点から描かれる深遠な人間ドラマです。
希和子に「薫」として愛情いっぱいに育てられた恵理菜は、実の両親のもとに戻った後も、心に深い傷を抱えたまま大人になります。そして、図らずも希和子と同じように不倫相手の子を妊娠し、過去と向き合うため、二人で暮らした小豆島へ向かいます。
「母性」とは、血の繋がりか、それとも時間の積み重ねか？
逃亡生活の美しさ、そしてその後の恵理菜の心の葛藤が、時に優しく、時に激しく観客の胸を打ちます。日本アカデミー賞10冠に輝いた、全ての女性に贈るヒューマン・サスペンスの最高峰です。

いま、会いにゆきます（2004年）

市川拓司のベストセラー小説を原作とし、竹内結子と中村獅童が主演を務めた感動のヒューマンロマンスです。
最愛の妻・澪（竹内結子）に先立たれ、6歳の息子・佑司と暮らす巧（中村獅童）。一年後、梅雨の季節のある雨の日、死んだはずの澪が、記憶を失った状態で二人の前に現れます。
「雨の季節が終わったら、いなくなってしまう」という期限付きで、再び始まった3人の不思議でかけがえのない共同生活。巧と澪の出会い、そして佑司が生まれるまでの軌跡を辿りながら、家族の絆と「愛するということ」の意味を深く描き出します。
切ない運命と、それすらも超える純粋な愛が、観客の涙腺を緩ませる奇跡の物語。温かな映像美と優しい音楽も相まって、鑑賞後にはきっと大切な人を想わずにはいられなくなるでしょう。

手紙（東野圭吾　原作）（2006年）

東野圭吾によるベストセラー小説を、山田孝之、玉山鉄二ら豪華キャストで映画化。加害者家族が負う**「終わりのない罪」**と、兄弟の深い愛憎を描く、重厚なヒューマンドラマです。
弟・直貴の学費のために強盗殺人を犯し、服役中の兄・剛志。月に一度、刑務所から届く手紙は、直貴にとって唯一の肉親との繋がりであると同時に、自身が「強盗殺人犯の弟」であることを突きつける呪いでもありました。
転職や引越しを繰り返し、夢や恋愛さえ諦めざるを得ない直貴。世間からの差別や偏見に苦しみ、兄の存在から逃げようとする弟の葛藤を、丹念に描きます。
罪を犯した者だけでなく、その家族にも一生ついて回る十字架。血の繋がりが生む愛と差別が生む苦悩を通して、**「家族の絆」とは何か、「赦し」とは何かを観客に問いかける、深く胸に迫る感動作です。

余命１カ月の花嫁（2009年）

実在した女性とその恋人の実話を基にした、究極の愛と命の輝きを描く感動作です。
24歳の若さで乳がんに侵され、「余命1カ月」と宣告された長島千恵（榮倉奈々）。彼女を支え続ける恋人・赤須太郎（瑛太）は、千恵を励ますためにプロポーズし、千恵も「結婚したい！」と強く願います。
病と闘いながら、人生の最後まで明るく前向きに生きる千恵の姿と、その強い想いに寄り添い、共に生きることを選んだ太郎の一途な愛が、観客の心を打ちます。
結婚式を夢見て治療に励む千恵でしたが、彼女に残された時間はわずかでした。
「生きることの尊さ」、「愛する人との時間の重み」をストレートに描き出し、観る者すべてに深い感動と勇気を与えてくれるでしょう。命の限りを尽くして愛し、生きた一組の男女の尊いラブストーリーです。

タイヨウのうた（2006年）

シンガーソングライターYUIが映画初主演を務めた感動作品。主人公・雨音薫（YUI）は、太陽の光に当たれない難病・XP（色素性乾皮症）を抱える16歳の少女。昼夜逆転の生活を送る彼女にとって、唯一の楽しみは夜の公園での弾き語りと、明け方にサーフィンに向かう青年・孝治（塚本高史）を窓から眺めること。
運命的な出会いを果たした二人は、限られた時間の中でひかれ合います。自身の残り時間が少ないことを知った薫は、それでも歌への情熱を燃やし、孝治は彼女に生きる喜びを感じてほしいと願う――。
月の光の下で咲いた、切なくもひたむきな恋と、全身全霊で歌い上げる薫の歌声が、観客の胸を強く打ちます。真実の愛と、生と死に向き合う勇気を描いた、涙なしには見られない感動作です。

ラーゲリより愛を込めて（2022年）

第二次世界大戦終結後、シベリアの強制収容所（ラーゲリ）に不当に抑留された日本人捕虜たちの過酷な日々を描いた感動作。実在の人物、山本幡男（二宮和也）の壮絶な半生を基に描かれています。
零下40度にもなる極寒の地で、飢えと重労働、そして監視の目におびえる日々。誰もが希望を失いかける中、山本は「生きていることの証を家族に届ける」という強い信念を持ち続けます。彼は常に仲間を励まし、分け隔てなく接し、帰国（ダモイ）への希望を捨てさせませんでした。
彼の死後、仲間たちが命がけで実現させた、奇跡のメッセージ。それは、絶望の淵にあった人々の愛と友情、そして家族への深い思いが紡いだ、究極の愛の物語です。人間の尊厳と希望の力を再認識させてくれる、忘れられない一作です。

花嫁みたいな恋をした（2021年)

終電を逃した夜に出会った山音麦（菅田将暉）と八谷絹（有村架純）。好きな音楽も映画も嘘みたいに一緒で、瞬く間に恋に落ちた二人は、フリーターをしながら同棲を始め、かけがえのない“最高の5年間”を共にします。
同時代のカルチャーを背景に、誰もが経験する恋の始まりから終わりまでを、きらめきと切なさをもって描き出す本作は、誰かと深く愛し合った記憶がある方や、「あの頃」を思い出して胸を締め付けられたい方に特におすすめ。脚本家・坂元裕二の紡ぐ珠玉の言葉は、不滅のラブストーリーとして、あなたの心に深く響くでしょう。
二人が選んだ未来と、その先に残る鮮やかな残像を、この作品で見届けてください。

万引き家族（2018年）

社会派映画として高い評価を受けた『万引き家族』は、「家族の形」や「貧困問題」を深く描いた感動作です。血縁ではなく“つながろうとする気持ち”で結ばれた一家の日常は切なくも温かく、多くの人の心を揺さぶります。万引きに頼らざるを得ない生活や孤独を抱えた子どもたちの姿を通して、現代社会のリアルが浮かび上がるのも本作の魅力。
泣ける邦画が好きな人、家族ドラマを探している人、心に残る感動映画を観たい人に特におすすめです。観終わった後、「家族とは何か」をもう一度考えさせてくれる名作です。

誰も知らない（2004年）

実際の事件をもとに描かれた『誰も知らない』は、母親（YOU）に置き去りにされた四人の子どもたちが、ひっそりと暮らす日常を丁寧に映し出す作品です。長男・明（柳楽優弥）の必死の優しさや、姉の京子（北浦愛）、弟の茂（木村飛影）、妹のゆき（清水萌々子）の無邪気さが、静かな映像の中でより切実に胸に迫ります。派手な演出はなくても、子どもたちの表情や沈黙が深い余韻を残し、観終わったあともしばらく心が離れません。

リアルな孤独を描いた邦画が好きな人、家族の意味を見つめ直したい人、静かに心を揺さぶる映画を探している人に特におすすめです。「守られるべきものとは何か」を問いかける忘れられない一作です。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦（2002年）

笑いと感動の名作として語り継がれる本作は、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしたしんのすけが、侍・又兵衛や廉姫との出会いを通して、大切な人を想う気持ちを学んでいく物語です。ギャグ作品と思いきや、後半にかけての切なさと温かさは想像以上で、子ども向けアニメの枠を超えた深いドラマが胸を打ちます。

家族の絆に弱い人、泣けるアニメ映画を探している人、歴史ものが好きな人には特におすすめ。笑っていたはずなのに、最後には自然と涙がこぼれる──そんな“心を揺さぶるしんちゃん映画”の代表作です。観終わったあと、守りたいものの尊さが静かに心に残ります。

BALLAD 名もなき恋のうた（2009年）

『BALLAD 名もなき恋のうた』は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦』を原案にした実写映画で、少年・真一が戦国時代に迷い込み、武将・井尻又兵衛（草彅剛）と廉姫（新垣結衣）の切ない恋を目の当たりにする物語です。アニメでは描ききれなかった“戦の重さ”や“想いの深さ”が丁寧に表現され、静かに胸を締めつけます。

切ない恋愛に弱い人、家族で観られる感動作を探している人、しんちゃん版を観てさらに深い物語を味わいたい人に特におすすめ。大切な人を思う気持ちが、しっとりと心に残る一作です。

劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン（2020年）

かつて「武器」として戦場で生きてきた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」として働き始めた彼女は、「愛してる」という、かつての上官が最後に口にした言葉の意味を探し続けてきました。
本作は、愛を知ったヴァイオレットの物語の完結編です。代筆業を通じて人々の心に触れてきた彼女が、自身の生と、愛する人への想いに決着をつけます。流麗な映像美と心揺さぶる音楽に乗せて描かれる、彼女のひたむきな姿は、観る者すべての涙腺を緩めます。

この作品は、誰かを心から愛した経験のある方、そして「生きる意味」や「絆」について深く考えたい方に、特に観てほしい傑作です。忙しさの中で忘れかけていた“想いを伝える大切さ”を思い出させてくれる、まさに感動の映画です。

まとめ

ご紹介した20作品は、愛、別れ、家族、そして生と死という普遍的なテーマを、それぞれ独自の視点から描き出しています。きっとこの中には、あなたの人生の一時期と重なり、抑えきれない涙となって溢れ出す物語があるはずです。

涙を流すことは、心を解放し、明日への活力を得るための大切な時間です。どの作品を観るにしても、ぜひ大判のタオルを用意して、思いっきり感情を揺さぶられてみてください。

お願い

そして、この記事を読んでくださったあなたの「人生で一番泣いた映画」も、ぜひコメントで教えてください！みんなで感動を共有しましょう。