子育てをしていると「これでいいのかな。」と、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。
毎日向き合っているのに、正解が見えなくなることもある。
そんな気持ちを、ひとりで抱えていませんか?
この記事では、子育ての悩みに寄り添ってくれる邦画20本を紹介します。
読み進めるうちに、今の気持ちを少し整理できたり、肩の力が抜けるはずです。

紹介するのは、完璧な親を描いた映画ではありません。
迷い、すれ違い、後悔しながらも、子どもと向き合おうとする物語です。
映画の中の言葉や時間が、「それでも大丈夫」と、そっと背中を支えてくれるはずです。
まずは肩の力を抜く【共感・やさしい入り口】
461個のお弁当
(2020年)

•あらすじ:
シングルファーザー(井ノ原快彦)が、息子のために3年間お弁当を作り続けた実話。
•魅力:
頑張りすぎない父の愛がリアル。お弁当=会話になるのが沁みる。
•こんな人におすすめ:
忙しくて「ちゃんとできてない」と感じている方。

「毎日続ける」ことの凄さと、適度なゆるさが心地いい。完璧を目指さなくていいんだと思わせてくれます。
『461個のお弁当』を視聴できる配信サービス
今日も嫌がらせ弁当
(2019年)

•あらすじ:
反抗期の娘を持つ母(篠原涼子)が、キャラ弁で本音をぶつけていく奮闘記。
•魅力:
笑えるのに泣ける。言葉にできない親心が伝わる。
•こんな人におすすめ:
思春期の子どもとの距離に悩む人。

会話を拒んでもお弁当で繋がる母娘。嫌がらせが「絆」に変わるラストは、子育ての苦労が報われる心地です。
『今日も嫌がらせ弁当』を視聴できる配信サービス
ALWAYS 三丁目の夕日
(2005年)

•あらすじ:
昭和の下町で暮らす人々(吉岡秀隆、堤真一)が、家族を支え合い生きていく。
•魅力:
不器用でも伝わる愛。
•こんな人におすすめ:
心を温めたい人。

ぶつかり合いながらも、見守り、助け合う三丁目の人々。親も不器用でいいんだと、心が軽くなる作品です。
『ALWAYS 三丁目の夕日』を視聴できる配信サービス
東京家族
(2013年)

•あらすじ:
地方から上京した老夫婦(橋爪功、吉行和子)が、子どもたちとの距離を痛感する。
•魅力:
親子のすれ違いがリアル。
•こんな人におすすめ:
親との関係を考えたい人。

何気ない会話や食卓の風景。その積み重ねが家族なのだと気づかされ、今の忙しい日々も大切に思えます。
『東京家族』を視聴できる配信サービス

迷いに寄り添う【現実・共感】
ステップ
(2020年)

•あらすじ:
妻を亡くした父(山田孝之)が、娘と一歩ずつ前に進んでいく。
•魅力:
派手じゃないからこそ刺さる。
•こんな人におすすめ:
毎日で精一杯な人。

一歩ずつ、不器用でもいいから共に歩む。そんな父娘の姿に、焦る気持ちが消えて心がふっと軽くなります。
『ステップ』を視聴できる配信サービス
ぼくたちの家族
(2014年)

•あらすじ:
母の病を知った長男(妻夫木聡)が、家族と再び向き合っていく。
•魅力:
壊れかけた家族が少しずつ修復される過程。
•こんな人におすすめ:
家族関係を見直したい人。

目を背けたい現実に立ち向かう息子たちの姿に感動。家族の難しさを知るからこそ、今の絆が愛おしくなります。
『ぼくたちの家族』を視聴できる配信サービス
そして父になる
(2013年)

•あらすじ:
子どもの取り違えを知った父(福山雅治)が、「父とは何か」を突きつけられる。
•魅力:
血か、時間か。答えのない問いが胸に残る。
•こんな人におすすめ:
親としての自信が揺らいでいる人。

子育てに正解はないけれど、子供の真っ直ぐな瞳が答えを教えてくれる。迷った時にこそ観たい映画です。
『そして父になる』を視聴できる配信サービス
ビリギャル
(2015年)

•あらすじ:
学年最下位の少女(有村架純)を、父(伊藤淳史)が信じ続けた実話。
•魅力:
信じて見守る親の力を実感できる。
•こんな人におすすめ:
子どもの可能性を信じたい人。

今の成績や素行ではなく、その子の未来を肯定する。育児でイライラした時、心を整えるために観るべき映画です。
『ビリギャル』を視聴できる配信サービス

母性・父性の光と影【重め・考えさせられる】
湯を沸かすほどの熱い愛
(2016年)

•あらすじ:
余命を宣告された母(宮沢りえ)が、家族のために全力で生き抜く。
•魅力:
強烈だけど深い母の愛。感情を全部持っていかれる。
•こんな人におすすめ:
とにかく泣きたい、母の愛を感じたい人。

ただ甘やかすだけでなく、子供が一人で立つ強さを教える母。厳しくも温かい、真の教育を考えさせられます。
『湯を沸かすほどの熱い愛』を視聴できる配信サービス
八日目の蝉
(2011年)

•あらすじ:
誘拐犯の女性(永作博美)と、彼女に育てられた少女の切ない母娘の物語。
•魅力:
母性の美しさと罪深さを同時に描く衝撃。
•こんな人におすすめ:
母性について深く考えたい人。

どんな形であれ、全力で愛された時間は一生の宝物。その記憶が人を救うのだと、親としての責任を感じます。
『八日目の蝉』を視聴できる配信サービス
幼な子われらに生まれ
(2017年)

•あらすじ:
再婚家庭の父(浅野忠信)が、新しい家族との距離に悩み続ける。
•魅力:
綺麗事のない、現実的な父親像。
•こんな人におすすめ:
再婚・ステップファミリーの人。

理想の父親になれない苦悩がリアル。完璧を求めず、不器用ながら向き合う姿に「これでいいんだ」と救われます。
『幼な子われらに生まれ』を視聴できる配信サービス
いま、会いにゆきます
(2004年)

•あらすじ:
亡くなった妻(竹内結子)を想いながら生きる父(中村獅童)と息子の物語。
•魅力:
静かで優しい母の愛に涙。
•こんな人におすすめ:
穏やかに泣きたい人。

当たり前の日常は、実は奇跡の連続。家族と一緒にいられる時間を、もっと丁寧に慈しみたいと思える一作です。
『いま、会いにゆきます』を視聴できる配信サービス
親の選択がもたらすもの【警鐘・衝撃】
ディア・ファミリー
(2024年)

•あらすじ:
難病の娘を救うため、父親(大泉洋)が家族とともに治療法開発に挑む物語。
•魅力:
不安や恐怖を抱えながらも前に進む、完璧ではない親の覚悟が静かに胸に響く。
•こんな人におすすめ:
子どもの未来に不安を感じている人。
親としての選択に迷っている人。

子どものために選ぶ一つ一つの決断が、重く深く刺さる。感動というより、覚悟を見せつけられる一本だった。
『ディア・ファミリー』を視聴できる配信サービス
怪物
(2023年)

•あらすじ:
息子に異変を感じた母(安藤サクラ)が、真実を追い始める。
•魅力:
「正しさ」が簡単に崩れる怖さ。
•こんな人におすすめ:
親としての行動を振り返りたい人。

誰の心にも潜む「怪物」。偏見を捨てて向き合うことの難しさと、その先にある光に、心が深く揺さぶられます。
『怪物』を視聴できる配信サービス
空白
(2021年)

•あらすじ:
娘を失った父(古田新太)が、後悔と怒りに飲み込まれていく。
•魅力:
親の後悔が容赦なく突き刺さる。
•こんな人におすすめ:
覚悟を持って観られる人。

「娘はそんな子じゃない」と信じたい親心。真実と向き合う苦しみが、今の我が子への理解を深めてくれます。
『空白』を視聴できる配信サービス
永い言い訳
(2016年)

•あらすじ:
妻を亡くした作家(本木雅弘)が、他人の子の世話を通して「親になること」と「愛」を学び直す。
•魅力:
不器用な大人の再生が静かに響く。
•こんな人におすすめ:
後悔を抱えている人。

親だから最初から愛せるわけじゃない。子供との時間を通じて、ゆっくり愛を知る過程に救われました。
『永い言い訳』を視聴できる配信サービス
万引き家族
(2018年)

•あらすじ:
血縁のない家族を率いる父(リリー・フランキー)が、揺れながらも日常を守ろうとする。
•魅力:
家族の定義を根底から揺さぶられる。
•こんな人におすすめ:
普通の家族像に違和感を感じている人。

贅沢ではなく、ただ「自分を見てくれる人」がいること。子供にとって何が一番大切か、心に深く響きます。
『万引き家族』を視聴できる配信サービス

親として向き合えなかった現実【闇・反面教師】
母さんがどんなに僕を嫌いでも
(2018年)

•あらすじ:
愛をくれなかった母(吉田羊)と向き合う息子(太賀)の実話。
•魅力:
「親も未熟だった」という視点が胸に刺さる。
•こんな人におすすめ:
親子関係にわだかまりがある人。

愛を求めて走り続ける姿が、育児で迷う私の背中を優しく押してくれました。自分を愛する大切さを学べます。
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』を視聴できる配信サービス
誰も知らない
(2004年)

•あらすじ:
親に置き去りにされた長男(柳楽優弥)が、幼い兄妹を必死に守ろうとする。
•魅力:
子どもの視点があまりにもリアルで忘れられない。
•こんな人におすすめ:
重くても現実から目を背けたくない人。

子供たちの健気さが切なく、胸が締め付けられる。周囲の無関心の怖さを知り、優しさの質を考えさせられます。
『誰も知らない』を視聴できる配信サービス
MOTHER マザー
(2020年)

•あらすじ:
息子を支配する母(長澤まさみ)との、歪んだ共依存関係が描かれる。
•魅力:
愛が支配に変わる恐怖。
•こんな人におすすめ:
自分の子育てを見直したい人(覚悟あり)。

善悪では語れない母子の繋がり。観終わった後、わが子に向ける視線が今まで以上に優しくなるのを感じます。
『マザー』を視聴できる配信サービス
最後に希望を手渡す【救い・余韻】
そして、バトンは渡された
(2021年)

•あらすじ:
何度も親が変わる中で育った少女(永野芽郁)が、愛を受け取り成長していく。
•魅力:
血縁を超えた愛に救われる。
•こんな人におすすめ:
最後は希望を感じたい人。

苗字が変わっても注がれ続ける無償の愛。親が子を想う気持ちの尊さに、育児の疲れが浄化される心地です。
『そして、バトンは渡された』を視聴できる配信サービス

まとめ
子育てに、完璧な答えはありません。
迷ったり、立ち止まったりすることも、きっと自然なことだと思います。
今回紹介した映画は、正解を教える作品ではありません。
悩みながらも、それぞれの形で家族と向き合う姿を描いています。
観終わったあと、気持ちがすぐに整わなくても大丈夫。
少しだけ、心が軽くなれば十分です。
今のあなたに合う一本が、「それでも大丈夫」と、そっと背中を支えてくれますように。

笑ってストレス解消したい人へ
少し気持ちが整ったら、今度は笑ってストレス解消しませんか。
こちらの記事では、気軽に観られて思わず吹き出す洋画コメディ11本を紹介しています。
何も考えずに楽しみたい日にぴったりです。
感情を外に出したいときに
気持ちを整えても、どうしても消えないモヤモヤが残る夜もあります。
そんなときは、無理に前向きにならず、感情をそのまま外に出す時間も大切です。
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